原典講読『啓示された黙示録』 566(直訳[6]~)

[6] Spiritus angelici, qui aderant, mirati sunt quia de loco illo et de mensa ibi non aliquid prius sciverunt; [6] 天使的な霊は、その者はいた、驚いた、その場所についてまたそこに机について何らかを前に知らなかったので。

et tunc vox ad illos e meridionali plaga venit, dicens, “Accedite huc, et videbitis adhuc mirabilius.” またその時、彼らに南の方位から声がやって来た、言って、「ここに近づけ、するとあなたがたはさらに驚くべきものを見だろう」。

Et accesserunt, et intraverunt in cameram cujus parietes fulgebant sicut ex auro, et viderunt ibi quoque mensam, super qua jacuit Verbum circumcinctum lapidibus pretiosis in forma caelesti. また近づいた、また部屋の中へ入った、その壁は金からの輝いた、またそこにさらにまた机を見た、その上にみことばが蓄えられて(repono)横たわっていた、まわりを天界の形の宝石で囲まれて(cingo)。

Et dixit Angelus custos, “Dum aperitur Verbum, emicat inde lux candoris ineffabilis, et tunc simul ex lapidibus pretiosis apparet iris supra et circum Verbum. 見張りの天使が言った、「みことばが開かれる時、ここから言語に絶する輝きの光が輝き出る、またその時、同時に、宝石から虹のように見られる、みことばの上方とまわりに。

Quando aliquis angelus e Caelo tertio illuc venit et spectat Verbum apertum, apparet supra et circum Verbum iris diversicolor in plano rubro; 第三の天界からある天使がそこにやって来る時、開かれたみことばが見られる、みことばの上方とまわりに、いろいろな色の虹が見られる、赤い面の中に☆。

☆ 下記「注」参照。

dum angelus e Caelo secundo illuc venit et spectat, apparet iris in plano caeruleo; 第二の天界から天使がそこにやって来る時、また眺める、虹が見られる、青色の面の中に。

dum angelus ex ultimo Caelo venit et spectat, apparet iris in plano candido; 最外部の天界から天使がそこにやって来る時、虹が見られる、白光りの面の中に。

dum aliquis spiritus bonus venit et spectat, apparet variegatio lucis sicut marmoris.” ある善霊がそこにやって来る、また眺める時、大理石のような光の多彩が見られる」。

Quod ita sit, etiam ad oculum illis ostensum est. そのようであることが、彼らの目にもまた示された。

Porro dixit Angelus custos, “Si quis accedit qui falsificaverat Verbum, tunc primum dissipatur splendor; さらに見張りの天使が言った、「もしだれかが近づくなら、その者はみことばを虚偽化した、その時、最初に輝きが消える。

et si appropinquat, et figit oculos in Verbo, fit sicut sanguis circum, et tunc monetur ut discedat quia periculum est.” またもし近づくなら、またみことばに目を向ける(定める)、まわりに血のようになる、またその時、去る(遠ざかる)ように警告される、危険であるので」。

[7] At quidam, qui in mundo fuerat auctor antesignanus Doctrinae de Sola Fide, audacter accessit, et dixit. [7] しかし、ある者が、その者は信仰のみについての教えの指導者(主唱者)、著者であった、大胆に近づいた、また、言った、

“Ego dum fui in mundo non falsificavi Verbum;  「私は世の中にいた時、みことばを虚偽化しなかった。

exaltavi una cum fide etiam charitatem, et docui quod homo in statu fidei in quo facit charitatem et ejus opera, renovetur, regeneretur et sanctificetur; 私は信仰と一緒に仁愛もまた高めた、また私は教えた、人間は信仰の状態の中で、その中で仁愛とその働き(わざ)を行なう、聖霊から更新される、再生される、また聖別される(清められる)。

tum quod fides tunc non detur solitaria, hoc est, absque bonis operibus, sicut non arbor absque fructu, sol absque luce, et ignis absque calore; なおまた、信仰は、その時、孤立して存在しないこと、すなわち、善の働きなしに、実なしに善い木がないように、光なしに太陽が、また熱なしに火が。

et quoque culpavi illos qui dixerunt quod bona opera non essent necessaria, ac insuper quod praecepta Decalogi, et quoque paenitentiam, magnifecerim; そしてまた、私は彼らを非難した、その者は善い働きは必要不可欠なものではないことを言った、そして、そのうえ、十戒の戒めを、そしてまた悔い改めを私は称賛した。

et quod sic mirabili modo omnia Verbi applicuerim articulo de Fide, quam usque solam salvificam esse detexi et demonstravi.” またこのように驚くべき方法でみことばのすべてのものを信仰についての〔著述の〕章の中に私は利用した、それをやはりそれだけが救うものであることを私は示し、また証明した」。

Ille in fiducia assertionis suae quod non falsificaverit Verbum, accessit ad mensam, et contra monitum Angeli tetigit Verbum. 彼は自分の主張の信頼の中に〔いて〕、みことばを虚偽化しなかったこと、机へ近づいた、天使たちの警告に逆らって、みことばを触れた。

At tunc subito effluxit ignis cum fumo ex Verbo, et facta est explosio cum ingenti fragore, ex quo ille conjectus est ad angulum camerae, et ibi jacuit per horulam sicut mortuus. しかし、その時、突然に、みことばから煙とともに火が噴きだした、またすさまじい音とともに爆発が起こった、そのことから彼は部屋の隅へ投げられた、またそこに横たわった、死者のように少しの時間にわたって。

Hoc mirati sunt spiritus angelici, sed dictum est illis, quod ille Praesul prae reliquis exaltaverit bona charitatis sicut procedentia ex fide; これを天使的な霊は驚いた、しかし、彼らに言われた、この長(指導者)は他の者よりも仁愛の善を称賛した、信仰から発出されるもののように。

sed quod usque non intellexerit alia opera quam politica, quae etiam vocantur moralia et civilia, quae propter mundum et prosperitatem ibi facienda sunt, non autem aliqua opera quae facienda sunt propter Deum et salutem;  しかし、それでも政治上のもの以外の他の働きを意味しなかったこと、それらは道徳的なものまた市民的なものともまた呼ばれる、それらは世また繁栄ののためにそこに行なわれなければならない、また神と救いのためでない。

tum quod etiam supposuerit Opera inconspicua a Spiritu Sancto, de quibus homo nihil scit, quae ingenerantur actui Fidei in statu ejus. さらにまた、彼は聖霊による目に見えない働きを想像していたこと、それらについて人間は決して知らない、それは信仰の出生によって伝えられる、その状態の中で。

[8] Tunc locuti sunt spiritus angelici inter se de falsificatione Verbi, et in eo convenerunt, quod falsificare Verbum, sit desumere ex illo vera, et applicare illa ad confirmandum falsa, quod est extrahere illa ex Verbo extra illud, et occidere. [8] その時、天使的な霊たちは自分たちの間でみことばの虚偽化について話した、またその中で一致した、みことばを虚偽化することは、その真理から集めることである、またそれらを虚偽の確認へ当てはめること、みことばからそれらを引き出すこと、その外部へ、また殺すこと

Ut pro exemplo: 例えば、例として――

qui desumit inde hoc verum, quod proximus amandus sit, et quod bonum illi ex amore faciendum sit propter Deum et vitam aeternam, si tunc quis confirmat illud quod faciendum sit, sed non salutis causa, quia

原典講読『啓示された黙示録』 566(直訳[8])

[8] Tunc locuti sunt spiritus angelici inter se de falsificatione Verbi, et in eo convenerunt, quod falsificare Verbum, sit desumere ex illo vera, et applicare illa ad confirmandum falsa, quod est extrahere illa ex Verbo extra illud, et occidere. [8] その時、天使的な霊たちは自分たちの間でみことばの虚偽化について話した、またその中で一致した、みことばを虚偽化することは、その真理から集めることである、またそれらを虚偽の確認へ当てはめること、みことばからそれらを引き出すこと、その外部へ、また殺すこと

Ut pro exemplo: 例えば、例として――

qui desumit inde hoc verum, quod proximus amandus sit, et quod bonum illi ex amore faciendum sit propter Deum et vitam aeternam, si tunc quis confirmat illud quod faciendum sit, sed non salutis causa, quia omne bonum ab homine non est bonum, ille trahit id verum ex Verbo extra Verbum, et trucidat illud; その者はここからこの真理を引き出す、隣人を愛さなければならないこと、また彼に善を愛から行なわなければならないこと、神と永遠のいのちのために、もしその時、だれかがそのことを確信するなら、行なわなければならないこと、しかし救いの理由(原因)でない、人間によるすべての善は善でないので、彼はその真理をみことばから引き出す、みことばの外部に、またそれを皆殺しにする。

quoniam Dominus in Verbo Suo injungit cuivis homini qui salvari vult, facere bonum proximo sicut a se, et tamen credere quod sit a Domino. 主はご自分のみことばの中でそれぞれの人間に押し付けているので、その者は救われることを欲する、隣人に善を行なうこと自分自身からのように、またそれでも神からであることを信じることを。

@1 quisque pro “cuivis” (Vid. V.C.R. n. 162.)  注1 「cuivis」の代わりにquisque(『真のキリスト教』162番参照)

原典講読『啓示された黙示録』 566(訳文)

(3) 訳文

 566.これらに私はこのメモラビリアを付け加える――

 霊たちの間に、みことばの中に神学的な教えの事柄の何らかの真理を主からでないなら、だれか見ることができるかどうか、論争が起こった。その中ですべての者は、「人間は天界から彼に与えられないなら何も得ることができない」(ヨハネ3:27)ので、だれも神からでないならできないことで一致した。そのために、主に直接に近づかないなら、だれかができるかどうか、論争した。

 一方の側から、主はみことばであるので直接に近づかなければならない、と言った。もう一方の側から、直接に父なる神に近づくとき、教えの事柄の真理もまた見られると〔言われた〕。それゆえ、論争は、父なる神を直接に近づくこと、またこのように主の上方へのぼることが何らかのキリスト教徒に許されるかどうか、またこのことは横柄な振る舞い、また不適当な大胆さと無謀ではないか、このことに最初に傾いた。主が、「ご自分を通してでないなら、だれも父へやって来ない」(ヨハネ14:6)と言われたからである。

しかし、このことは〔後に〕残され、また、人間は自然的な光それ自体から、みことばからの教えの事柄の真理を見ることができる、と言った。しかし、これは捨てられた。

 それゆえ、父なる神へ祈る者により、見ることができることが始められた――それゆえ、彼らの前でみことばから何らのものが読まれ、またその時、ひざまずいて、父なる神が彼らを照らすように祈った。また、みことばから彼らの前で読まれたことばに向けて、これやそれらはそこの真理であることを言った、しかし、虚偽であった。このように数度、飽きるまで〔行なった〕。最後に、できないことを認めた。

 しかし、もう一方の側から〔の者である〕、直接に主に近づいた者は、真理を見、また彼らに教えた。

 [2] この論争がこのように収められた後、ある者が深淵から上って来た。その者は最初、イナゴのように、またその後、こびとのように見えた。

 彼らは世の中で父なる神へ祈り、信仰のみによる義認を自分自身のもとに確信した者であった。これらの者は、人間が信仰のみによって、律法のわざなしに義とされることを、明るい光の中で、そしてまたみことばから、見ている、と言った。

 何の信仰によってか質問された――「父なる神へ〔の信仰〕」と答えた。

 しかし、調べられた後に、彼らに天界から、みことばからの教えの一つの真理も決して知らない、と言われた。しかし、それでも、それを自分の真理を光の中で見ている、と言い返した。

 その時、彼らに、それらを愚かな光の中で見ている、と言われた。

「愚かな光とは何か?」と質問した。愚かな光は虚偽の確信の光であり、またその光は、その中にフクロウとコウモリがいる光に対応すること、それらには暗やみが光であり、また光が暗やみであることが教えられた。

このことが、天界へと上方を眺めたとき、そこの光そのものを、〔それに代わって〕暗やみを見た、また深淵へと下方を眺めた時、そこにあった〔暗闇を〕、〔それに代わって〕光を見たこと、それによって確証された。

 [3] この確証から怒って、彼らは言った。このように光と暗やみは単に目の状態でしかない、そのことから、光は光である、また暗やみは暗やみである、と言われる――しかし、彼らに愚かな光あったことが示された、それは虚偽の確信の光である。また彼らの光は欲望の火から起こる彼らの心の単なる活動であり、猫の光に似てなくもなかった。それらの目は物置の中のヤマネを燃えるようにほしがることから、夜の時、ロウソク〔の炎〕のように見える。

 これらを聞いて、怒って言った。「猫ではないこと、猫のようでもない、もし欲するなら、見ることができるからである」と。しかし、なぜ欲しないのか、との質問を恐れたので、退いた。また自分の深淵の中へ、また自分の光の中へ降りた。

さらにまた彼らは、そこにいる者、また彼らに似た者は、フクロウやコウモリと呼ばれている。

 [4] 彼らが深淵の中の自分のもの〔仲間〕にやって来た時、天使が言ったことを、「私たちに、私たちが知っている教えの事柄の真理が何もない、決して一つもないこと」、また私たちが「フクロウやコウモリ」と呼ばれたこと語った、そこに騒動が起こった。

 また言った、「私たちは、上ることが許されるように神へ祈ろう、またはっきりと示そう、私たちに教えの事柄の多くの真理があること、それらを大天使自身が認める」。

 また、神へ祈ったので、許可が与えられ、また三百〔名〕も上った。

 また地上に見られて言った、「私たちは世の中で有名な者と名高い者であった、私たちは信仰のみによる義認の奥義を知った、教えたからである、また〔その〕確証から、私たち単に光を見るだけでなく、しかしさらにまた光線(輝き)のようにきらめいているそれらを〔見ている〕、また同様に、今は私たちの小室の中で〔見ている〕。しかし、それでも私たちはあなたがたのもとにいた私たちの仲間から聞いた、その光は光ではなく、暗やみであった、その理由は、あなたがたが言うように、みことばからの教えの事柄の真理を何も私たちが持っていないからである。私たちは、みことばのすべての真理は光ることを知っている、またここから信じた、私たちの閃光は私たちが私たちの奥義を深く瞑想している時、光ったことである。それゆえ、私たちは、みことばからの真理が私たちに数多く豊富にあることを示そう」。

また彼らは言った、「この真理が私たちにあるのではないか? 父なる神・子・聖霊の三一性があることまた三一性を信じなければならないこと。この真理が私たちにあるのではないか? キリストが私たちの贖い主と救い主であること。この真理が私たちにあるのではないか? キリストだけが義であること、またその方だけに功績があること、また自分自身にその方の功績と義の何らかのものを帰そうと欲する者が不正で不信心な者であること。この真理が私たちにあるのではないか? 死すべきだれも何らかの霊的な善を自分自身そのものから行なうことができないこと、またすべての善は、それは本質的に善である神からであること。この真理が私たちにあるのではないか? 功績的な、また偽善的な善が存在すること、またそれらの善は悪であること。この真理が私たちにあるのではないか? 自己の力から、少しも救いを自分へ持ってくることができないこと。この真理が私たちにあるのではないか? それでも仁愛の働きを行なわなければならないこと、この真理が私たちにあるのではないか? 信仰があること、また神を信じなくてはならないこと、まただれもが信じるように、いのちを持つこと。ほかに、みことばからの他の多くのもの。

あなたがたのだれがそれらからの何らかのものを否定することができるのか? またそれでも、あなたがたは言った、私たちに、私たちの討論に何らかの真理がないこと、決して一つもない。私たちに不快なのか? このようものをあなたがたが逆らう〔のは〕」。

 [5] しかし、その時、答えが与えられた、「あなたがたは例証したそれらのすべてのものは、本質的に真理である、しかし、あなたがたのもとで虚偽化された。誤った原理から得たものは、虚偽である。またここから、あなたがたのもとで、またあなたがたの中で虚偽化された真理は、それは虚偽の原理から引き出した虚偽である。

そのようであることを、さらにまた私たちは目に示そう。この場所から遠くない、その中に天界から光が直接に流入している〔場所があり〕、そこの中央に、机がある。その上に、みことばから真理が書かれている何らかの紙が置かれる時、その紙は書かれた真理から星のように光る。

 それゆえ、書け、あなたがたの真理を紙へ、またその机の上に置かれ、またあなたがたは見るであろう」。

彼らはそのように行なった、またそれらを見張りに与え、その者はそれを机の上に置いた。その時、その者は彼らに言った、「あなたがたは遠ざかれ、また机を眺めよ」。また、彼らは自分自身を遠ざけ、眺めた、また見よ、その神は星のように光った。

 またその時、見張りが言った、「あなたがたは、あなたがたは紙に書いたものが真理であることを見ている。しかし、近づけ、さらに近く、またあなたがたの凝視を紙の中に定めよ」。

また、彼らはそのようにした、また突然とその時、光は見えなくなくなった、また紙は、炉のすすを着せられたように黒くなった。

 またさらに、見張りが言った、「あなたがたの手で紙に触れよ、しかし、書かれたもの(文言)に触れないように用心せよ」。

 またそのようにした。炎が噴きだし、消滅した。これを見て、彼らは逃げ去った。また彼ら言われた、「もし、あなたがたが、書いたものに触れたなら、やかましい音を聞いたであろう、またあなたがたの指は焼かれたであろう」。

またその時、背後からそばに立っている者から彼らに言われた、「今や、あなたがたは見た、真理が、それらをあなたがたは義認であなたがたの奥義を確信するために悪用した、本質的に真理である、しかし、あなたがたの中で虚偽化された真理である」。

その時、彼らは見上げた、彼らに天界が血のように、またその後、暗黒のように見えた。また彼らは天使的な霊の目の前に、ある者はコウモリのように、ある者はフクロウのように、またある者はモグラのように、またある者はミミズクのように見られた。

 そして、自分の暗やみの中へ逃げ去った、それは彼らの目の前に惑わすように光っていた。

 [6] 居合わせた天使的な霊は、その場所についてまたそこに机について何らかを前に知らなかったので驚いた。またその時、彼らに南の方位から、「ここに近づけ、するとあなたがたはさらに驚くべきものを見であろう」と言う声がやって来た。

また近づき、その壁は金から輝いた部屋の中へ入った、またそこにさらにまた机を見た、その上にみことばが蓄えられて、まわりを天界の形の宝石で囲まれて横たわっていた。

 見張りの天使が言った、「みことばが開かれる時、ここから言語に絶する輝きの光が輝き出る、またその時、同時に、みことばの上方とまわりの宝石から、虹のように〔輝きが〕見られる。

第三の天界からある天使がそこにやって来る時、開かれたみことばが見られ、みことばの上方とまわりに、赤い面☆の中にいろいろな色の虹が見られる。第二の天界から天使がそこにやって来て、眺める時、、青色の面の中に虹が見られる。最外部の天界から天使がそこにやって来る時、白光りの面の中に虹が見られる。ある善霊がそこにやって来て、眺める時、大理石のような多彩な光が見られる」。

 そのようであることが、彼らの目にもまた示された。

さらに見張りの天使が言った、「もしだれか、みことばを虚偽化した者が近づくなら、その時、最初に輝きが消える。またもし近づき、みことばに目を定めるなら、まわりが血のようになり、またその時、危険であるので、遠ざかるように警告される」。

 [7] しかし、信仰のみについての教えの指導者、著者であったある者が、大胆に近づき、また、言った、「私は世の中にいた時、みことばを虚偽化しなかった。私は信仰と一緒に仁愛もまた高めた。また私は、人間は信仰の状態の中で、その中で仁愛とその働きを行なう、聖霊から新しくされ、再生され、清められる、と教えた。なおまた、信仰は、その時、孤立して存在しないこと〔を教えた〕、すなわち、善の働きなしに、実なしに善い木が、光なしに太陽が、また熱なしに火がないようにである。そしてまた、私は、善い働きは必要不可欠なものではないと言った者を非難した。そして、そのうえ、十戒の戒めを、そしてまた悔い改めを私は称賛した、またこのように驚くべき方法でみことばのすべてのものを信仰についての〔著述の〕章の中に私は利用した、それをやはりそれだけが救うものであることを私は示し、また証明した」。

 彼は、みことばを虚偽化しなかったという自分の主張を信頼していて、天使たちの警告に逆らって、机へ近づき、みことばに触れた。

しかし、その時、突然に、みことばから煙とともに火が噴きだし、すさまじい音とともに爆発が起こった。そのことから彼は部屋の隅へ投げられ、そこに、死者のように少しの時間にわたって横たわった。これに天使的な霊は驚いた。しかし、彼らに言われた。この指導者は他の者よりも、仁愛の善を信仰から発出されるもののように称賛した。しかし、それでも政治上のもの以外の他の働きを意味しなかった、それらは道徳的なものまた市民的なものともまた呼ばれ、それらは世また繁栄ののためにそこに行なわれなければならない、また神と救いのためではない。さらにまた、彼は聖霊による目に見えない働きを想像していた、それらについて人間は決して知らない、それはその状態の中で信仰の出生によって伝えられるものである。

 [8] その時、天使的な霊たちは自分たちの間でみことばの虚偽化について話した。またその中で、みことばを虚偽化することは、その真理から集め、またそれらを虚偽の確認へ当てはめること、みことばからそれらをその外部へ引き出すこと、また殺すことで一致した。

例として――神と永遠のいのちのために、隣人を愛さなければならないこと、また彼に善を愛から行なわなければならないこと、この真理を引き出す者は、もしその時、だれかが、行なわなければならない、しかし救いの原因ではない、人間によるすべての善は善でないからであることを確信するなら、彼はその真理をみことばから、みことばの外部に引き出し、それを皆殺しにする。主はご自分のみことばの中で、救われることを欲するそれぞれの人間に、隣人を善を行なうことを自分自身からのように、またそれでも神からであることを信じること強いられているからである。

 

☆ ここの「面」は「平面が舞台」の意味です。虹は」青空(または雲)にかかるので虹の背景の色はふつう「青色または白」です。それはこの場合は周囲が「赤い色」に見えるのでしょう、そしてその中の虹です。

原典講読『啓示された黙示録』 第13章(本文)  (ブログ掲載2018年11月22日)

CAPUT XIII.

第13章

(1) 原文

Et Vidi ex Mari Bestiam ascendentem, habentem capita septem, et cornua decem, et super cornubus suis decem diademata, et super capitibus suis nomen blasphemiae.

2. Et Bestia, quam vidi, erat similis pardo, et pedes ejus sicut ursi, et os ejus sicut os leonis; et dedit illi Draco virtutem suam, et thronum suum, et potestatem magnam.

3. Et vidi unum capitum ejus sicut sauciatum in mortem, et plaga mortis ejus sanata est; et admirata est tota terra post Bestiam.

4. Et adoraverunt Draconem, qui dedit potestatem Bestiae, et adoraverunt Bestiam, dicentes, Quis similis est Bestiae, quis potest pugnare cum ea.

5. Et datum ei os loquens magna et blasphemias, et data ei potestas faciendi menses quadraginta duos.

6. Et aperuit os suum in blasphemiam adversus Deum, blasphemare Nomen Ipsius, et Tabernaculum Ipsius, et eos in Caelo habitantes.

7. Et datum ei bellum facere cum sanctis, et vincere illos; et data ei potestas super omnem tribum et linguam et gentem.

8. Et adorabunt eam omnes habitantes super terra, quorum non scripta nomina in Libro vitae Agni, occisi a fundatione mundi.

9. Si quis habet aurem audiat.

10. Si quis captivitatem duxerit, in captivitatem abibit; si quis machaera occiderit, oportet eum machaera occidi: hic est patientia et fides sanctorum.

11. Et vidi aliam Bestiam ascendentem e Terra, et habebat cornua duo similia Agno, et loquebatur sicut Draco.

12. Et potestatem prioris Bestiae omnem facit coram illo, et facit ut terra et habitantes in illa adorent Bestiam priorem, cujus sanata est plaga mortis ejus.

13. Et facit signa magna, ut et ignem faciat descendere e Caelo in terram coram hominibus;

14. Et seducat habitantes super terra, propter signa quae data ei facere coram Bestia, dicens habitantibus super terra facere imaginem Bestiae, quae habet plagam machaerae et vixit.

15. Et datum ei dare spiritum imagini Bestiae, ut et loquatur imago Bestiae, et faciat ut quicunque non adorant imaginem Bestiae occidantur.

16. Et facit omnes parvos et magnos, et divites et pauperes, et liberos et servos, ut det illis characterem super manu eorum dextra et super frontibus eorum.

17. Et ut nemo possit emere aut vendere, si non habet characterem aut nomen Bestiae, aut numerum nominis ejus.

18. Hic sapientia est; habens intelligentiam computet numerum Bestiae, numerus enim hominis est, et numerus ejus sexcenta sexaginta sex.

 

(2) 直訳

Et Vidi ex Mari Bestiam ascendentem, habentem capita septem, et cornua decem, et super cornubus suis decem diademata, et super capitibus suis nomen blasphemiae. また、私は海から上がってくる獣を見た、七つの頭を持っている、また十の角、その角の上に十の王冠、またその頭の上に冒涜の名前を。

2. Et Bestia, quam vidi, erat similis pardo, et pedes ejus sicut ursi, et os ejus sicut os leonis; 2 また、獣は、それを私は見た、ヒョウに似ていた、またその足は雌グマのよう〔であった〕、またその口はライオンのよう〔であった〕。

et dedit illi Draco virtutem suam, et thronum suum, et potestatem magnam. またそれに竜は自分の力と、自分の王座と大きな力(権限)を与えた。

3. Et vidi unum capitum ejus sicut sauciatum in mortem, et plaga mortis ejus sanata est; 3 また、私は一つの頭を見た、死の中で傷つけられたような、またその死の打撃はいやされた。

et admirata est tota terra post Bestiam. また全地は驚いた、獣の後ろに〔従った〕。

4. Et adoraverunt Draconem, qui dedit potestatem Bestiae, et adoraverunt Bestiam, dicentes, Quis similis est Bestiae, quis potest pugnare cum ea. 4 また、彼らは竜を崇拝した、その者は獣に力(権限)を与えた、また、彼らは獣を崇拝した、言って、だれが獣に似ているのか、だれが彼と戦うことができるのか。

5. Et datum ei os loquens magna et blasphemias, et data ei potestas faciendi menses quadraginta duos. 5 また、彼に大きなことと冒涜を話す口が与えられた、また、彼に四十二(か)月、行なう(行動する)力(権限)が与えられた。

6. Et aperuit os suum in blasphemiam adversus Deum, blasphemare Nomen Ipsius, et Tabernaculum Ipsius, et eos in Caelo habitantes. 6 また、彼は自分の口を、神に向かって(逆らって)冒涜的な発言(冒涜)の中へ開いた、その方の名前を冒涜すること、またその方の幕屋を、また彼らを、天の中に住む者を。

7. Et datum ei bellum facere cum sanctis, et vincere illos; 7 また、彼に聖徒たちと戦いを行なうことが与えられた、また彼らに勝つこと。

et data ei potestas super omnem tribum et linguam et gentem. また、彼にすべての部族と言語と国民の上に力(権限)が与えられた。

8. Et adorabunt eam omnes habitantes super terra, quorum non scripta nomina in Libro vitae Agni, occisi a fundatione mundi. 8 また、彼を崇拝する(未来)、地の上のすべての住む者は、小羊のいのちの書の中にそれらの者の名前は書かれていない、世の創造から殺された。

9. Si quis habet aurem audiat. 9 もし、だれかが耳を持つなら、聞く(接続)。

10. Si quis captivitatem duxerit, in captivitatem abibit; 10 もし、だれかが捕らわれた者(捕虜)を導くなら、〔その者は〕捕らわれた者(捕虜)の中へ立ち去る。

si quis machaera occiderit, oportet eum machaera occidi:  もし、だれかが(片刃の)剣で殺すなら、彼を(片刃の)剣で殺されることをすべきである(当然である)。

hic est patientia et fides sanctorum. ここに聖徒たちの忍耐と信仰がある。

11. Et vidi aliam Bestiam ascendentem e Terra, et habebat cornua duo similia Agno, et loquebatur sicut Draco. 11 また、私は地から上がってくるもう一つの獣を見た、また、小羊に似た二つの角を持った、また竜のように話した。

12. Et potestatem prioris Bestiae omnem facit coram illo, et facit ut terra et habitantes in illa adorent Bestiam priorem, cujus sanata est plaga mortis ejus. 12 また、前の獣のすべての力(権限)を彼らの前で行なう、また地とその中に住む者は前の獣を崇拝する、その、その死の打撃がいやされた。

13. Et facit signa magna, ut et ignem faciat descendere e Caelo in terram coram hominibus; 13 また、大きなしるしを行なう、そのようにまた火を天から降らせるような、地の中の人間の前に。

14. Et seducat habitantes super terra, propter signa quae data ei facere coram Bestia, dicens habitantibus super terra facere imaginem Bestiae, quae habet plagam machaerae et vixit. 14 また、地の上に住む者を惑わす、しるしのために、それを彼に獣の前に行なうことが与えられた、言って、地の上に住む者が獣の像をつくること、それは(片刃の)剣の打撃を持つ(受けた)、また生きる。

15. Et datum ei dare spiritum imagini Bestiae, ut et loquatur imago Bestiae, et faciat ut quicunque non adorant imaginem Bestiae occidantur. 15 また、彼に獣の像に息を与えることが与えられた、そのようにまた、獣の像が話す、まただれでも獣の像を崇拝しない〔者を〕殺されるようにする。

16. Et facit omnes parvos et magnos, et divites et pauperes, et liberos et servos, ut det illis characterem super manu eorum dextra et super frontibus eorum. 16 また、すべての者に行なう、小さい者や大きい者、また富んだ者や貧しい者、自由な者や奴隷に、彼らに、彼らの右手の上に、また彼らの額の上に(特別な)しるしを与えるように。

17. Et ut nemo possit emere aut vendere, si non habet characterem aut nomen Bestiae, aut numerum nominis ejus. 17 また、だれも買うことまたは売ることができないように、もし獣の(特別な)しるし、すなわち、名前を、すなわち、その名前の数を持たないなら。

18. Hic sapientia est; 18 ここに知恵がある。

habens intelligentiam computet numerum Bestiae, numerus enim hominis est, et numerus ejus sexcenta sexaginta sex. 知性を持っている者は獣の数を数える(未来)、というのは、人間の数であるから、また、その数は六百六十六。

 

(3) 訳文

 1 また、私は海から上がってくる獣を見た、七つの頭と十の角を持っている、その角の上に十の王冠とその頭の上に冒涜の名前があった。

 2 また、私が見た獣は、ヒョウに似ていて、その足は雌グマのよう、その口はライオンのようであった。また竜はそれに自分の力と自分の王座と大きな権限を与えた。

 3 また、私は、死で傷つけられ、その死の打撃がいやされたような一つの頭を見た。また全地は驚き、獣の後ろに〔従った〕。

 4 また、彼らは獣に権限を与えた竜を崇拝し、彼らは、だれが獣に似ているのか、だれが彼と戦うことができるのか、と言って、獣を崇拝した。

 5 また、彼に大きなことと冒涜を話す口が与えられ、また、彼に四十二か月、行なう権限が与えられた。

 6 また、彼は、神に向かって冒涜的な発言へと、その方の名前を、またその方の幕屋を、また天の中に住む者を冒涜することへと自分の口を開いた。

 7 また、彼に聖徒たちと戦いを行なうこと、彼らに勝つことが与えられた。また、彼にすべての部族と言語と国民の権限が与えられた。

. 8 また、世の創造から(=以来)殺され、小羊のいのちの書の中にそれらの者の名前が書かれていない地上に住むすべての者は彼を崇拝するようになる。

 9 もし、だれかが耳を持つなら、〔その者は〕聞け。

 10 もし、だれかが捕らわれた者へと導くなら、〔その者は〕捕らわれた者へと立ち去る。もし、だれかが剣で殺すなら、彼は剣で殺されるすべきである。ここに聖徒たちの忍耐と信仰がある。

 11 また、私は地から上がってくるもう一つの獣を見た、小羊に似た二つの角を持ち、竜のように話した。

 12 また、前の獣のすべての権限を彼らの前で行ない、また地とその中に住む者は、死の打撃がいやされたその前の獣を崇拝する。

 13 また、地上の人間の前に、火を天から降らせるような大きなしるしを行なう。

 14 また、獣の前で行なうことが与えられたしるしゆえに、地上に住む者を惑わす、その者に、地上に住む者が、剣の打撃を受け、〔それでも〕生きている獣の像をつくることを言って。

 15 また、彼に獣の像に息を与え、そのようにまた、獣の像が話し、また獣の像を崇拝しない者がだれでも殺されるようにすることが与えられた。

 16 また、すべての者に、小さい者や大きい者、また富んだ者や貧しい者、自由な者や奴隷に、彼らに、彼らの右手の上に、また彼らの額の上に特別なしるしを与えるようにする。

 17 また、もし獣の特別なしるし、すなわち、名前を、すなわち、その名前の数を持たないなら、だれも買うことまたは売ることができないようにする。

 18 ここに知恵がある。知性を持っている者は獣の数を数えよ、というのは、人間の数であり、その数は六百六十六であるから。

原典講読『啓示された黙示録』 第13章(全章の内容)

SENSUS SPIRITUALIS.

霊的な意味

 

CONTENTUM TOTIUS CAPITIS.

全章の内容

 

(1) 原文

CONTINUATUR IN HOC CAPITE DE DRACONE, ET DESCRIBITUR DOCTRINA ET FIDES, QUAE PER ILLUM INTELLIGITUR; QUALIS ILLA EST APUD LAICOS, ET POSTEA QUALIS APUD CLERICOS:

PER “BESTIAM EX MARI ASCENDENTEM” DESCRIBITUR DOCTRINA ET FIDES ILLA APUD LAICOS (a vers. 1 ad 10);

ET PER “BESTIAM E TERRA,” ILLA APUD CLERICOS (vers. 11-17);

TUM DE FALSIFICATIONE VERI VERBI AB HIS (vers. 18).

 

(2) 直訳

CONTINUATUR IN HOC CAPITE DE DRACONE, ET DESCRIBITUR DOCTRINA ET FIDES, QUAE PER ILLUM INTELLIGITUR; この章の中に、竜について続けられる、また教えと信仰が述べられている、それらはそれによって意味される。

QUALIS ILLA EST APUD LAICOS, ET POSTEA QUALIS APUD CLERICOS: それらが平信徒のもとでどのようなものであるか、またその後(続いて)、聖職者のもとで。

PER “BESTIAM EX MARI ASCENDENTEM” DESCRIBITUR DOCTRINA ET FIDES ILLA APUD LAICOS (a vers. 1 ad 10); 「海から上がってくる獣」によって、教えと信仰が述べられている、平信徒のもとの(1節から10)。

ET PER “BESTIAM E TERRA,” ILLA APUD CLERICOS (vers. 11-17); また「地からの獣」によってそれらが、聖職者のもとの(11-17節)。

TUM DE FALSIFICATIONE VERI VERBI AB HIS (vers. 18). なおまた、これらの者による、みことばの真理の虚偽化について(18節)。

 

(3) 訳文

 この章の中に、竜について続けられ、またそれによって意味される教えと信仰が述べられている。それらが平信徒のもとで、また続いて、聖職者のもとでどのようなものであるか。

 「海から上がってくる獣」によって、平信徒のもとの教えと信仰が述べられている(1から10節)。

 また「地からの獣」によって、聖職者のもとのそれらが〔述べられている〕(11-17節)。

 なおまた、これらの者による、みことばの真理の虚偽化について〔述べられている〕(18節)。