原典講読『啓示された黙示録』 第12章、個々の節の内容(訳文)

(3) 訳文

 1 「また、天の中に大きなしるしが見られた」は、天界と地上の新しい教会について、またその教えの受け入れが困難なことと攻撃されることについて主による啓示が意味される(532番)。「太陽で囲まれた女、その足の下に月」は、新しい天界である天界の中の主の新しい教会と、新しいエルサレムである地上にあることになる主の新しい教会を意味する(533番)。「またその頭の上に、十二の星の冠」は、みことばからの神的善と神的真理の知識からのその知恵と知性を意味する(534番)。

2 「また、胎に〔子を〕持っていて、産みの苦しみで叫び、産むことの苦痛〔の中にいた〕」は、新しい教会の教えの誕生を、また「竜」によって意味されるによる者の抵抗のためにその受け入れの困難を意味する(535番)。

3 「また、天の中に別のしるしが見られた」は、新しい教会とその教え反抗する者について、主による啓示を意味する(535番)。「また、見よ、大きな赤い竜」は、改革派教会の中の彼らを意味する、その者は神を三つ、主を二つとする、またその者は仁愛を信仰から分離し、後者を、また同時に前者でなく、救いをなすものとする(537番)。「七つの頭を持っている」は、虚偽化され、冒涜されたみことばの真理からの狂気を意味する(538番)。「また十の角」は、多くの力を意味する(539番)。「またその頭の上に七つの王冠」は、虚偽化され、冒涜されたみことばのすべての真理を意味する(540番)。

4 「また、その尾は天の星の三分の一を引き寄せた、またそれらを地の中へ投げた」は、みことばの〝真理〟の虚偽化によって善と真理のすべての霊的な知識を教会から追い払い、虚偽への適用によって完全に破壊すること意味する(5414番)。「また、竜は産もうとしている女の前に立った、産んだ後に、その子を食い尽すために」は、「竜」によって意味される者が、新しい教会の教えをその最初の起源の中で消滅させることに奮闘することを意味する(542番)。

5 「また、男の息子を産んだ」は、新しい教会の教えを意味する(543番)。「その者はすべての国民を鉄の杖で牧するようになる」は、それは、その者は仁愛から分離した信仰から死んだ礼拝の中にいるすべての者を、みことばの文字どおりの意味からの真理によって、また同時に自然的な光からの理性によって、確信させられることを欲する者を確信させることを欲する(544番)。「また、その子は神とその方の王座へ取り上げられた」は、主による教えの保護を、また天使による警戒を意味する(545番)。

6 「また、女は荒野の中へ逃げた」は、最初にわずかな者の間に〔ある〕教会を意味する(それは新しいエルサレムである)(546番)。「そこに神により用意された場所を持つ、そこに彼女を千二百六十日養うために」は、その間に多くの者のもとで備えられるような、その状態へ増大する時まで、その時のその教会の状態を意味する(547番)。

7 「また、天の中に戦いが起こった、ミカエルとその天使たちは竜と戦った、また竜は戦った、またその使いたちも」は、新しい〔教会の〕真理に対して反駁〔する〕前の教会の虚偽を意味する(548番)。

8 「また、彼らは勝たなかった。また彼らの場所はもはや天界の中に見つからなかった」は、虚偽と悪の中にいたことを確信させられたこと、またそれでもそれらの中にとどまった、またそれゆえ、天界との結合から引き離され、投げ落されたことを意味する(549番)。

9 「また、その大きな竜は、悪魔とサタンと呼ばれるその古いヘビは投げ出された」は、自分自身へ向かう、また天界から世へ向かう、主から背いた者を、またここから欲望の悪の中と虚偽の中に〔いる〕者を意味する(550番)。

「全世界を惑わす」は、教会のすべてのものを歪曲することを意味する(551番)。「地の中へ投げ出された、また、彼らの使いは、彼とともに投げ出された」は、天界と地獄の間に中間のものであり、そこから直接に地上の人間と結合している霊たちの世界の中へ投げ出されたことを意味する(552番)。

10 「また、私は天の中で言っている大きな声を聞いた、今や、私たちの神の救いと力が、王国が生じた、またその方のキリストの権威が」は、今や、主おひとりが天界の中と教会の中で支配すること、また、主を信じる者が救われることへの天界の天使の楽しさを意味する(553番)。「日夜、私たちの神の前で私たちの兄弟を訴えている告発者が投げ落とされたからである」は、最後の審判によって新しい教会の教えに対して反抗した者が遠ざけられたことを意味する(554番)。

11 「また、彼らは小羊の血によって、また、彼らの証言のことばによって、彼に勝った」は、みことばの神的真理よる、また主の認知よる勝利を意味する(555番)。「また、死にまでも、自分の霊魂を愛さなかった」は、主よりも自分自身を愛さなかった者を意味する(556番)。

12 「このために、天よ、またその中の住んでいる者よ、楽しめ」は、彼らは主の中にいる、主は彼らの中にいるその天界の新しい状態を意味する(557番)。「地と海に住む者に禍だ、悪魔が、大いなる怒りを持って、あなたがたへ下ったからである」は、教会の中の、信仰の虚偽の中に、またここから生活の悪の中にいる者の悲嘆を意味する、竜との結合の中に〔いる〕からである(558番)。「自分の時が少ないことを知って」は、新しい天界が生じたこと、またこのように新しい教会が地上に差し迫っていること、また彼らはその時、自分の者とともに地獄の中に投げ込まれることを知るからであるを意味する(559番)。

13 「竜が、地の中に投げ出されたことを見たとき、子を産んだ女を追跡した」は、霊たちの世界の中の竜たちが、投げ落とされた後、直ちに、新しい教会をその教えのために攻撃して襲ったことを意味する(560番)。

14 「また、女に大きなワシの二つの翼が与えられた、荒野の中へ、自分の場所の中へ飛ぶために」は、その教会のための神的警戒を、そして依然とわずかな者である時の間の保護を意味する(561番)。「そこにで、そこにヘビの顔から〔逃れて〕一時〔と二時〕また時間の半分、養われる」は、多くの者の間にやって来るように、その状態へ増大するときまで、惑わす欺きのために慎重に備えるために、を意味する(56Ⅱ番)。

15 「また、ヘビは女の後ろに自分の口から川のように水を吐き出した、彼女を川によってのみ込むために」は、教会を破壊することへ向けておびただしい虚偽からの(誤まった)推論を意味する(563番)。

16 「また、地が女を助け、地がその口を開き、竜がその口から吐き出した川をのみ込んだ」は、ミカエルがもたらす新しい教会からの理性的に理解された霊的な真理から、おびただしいその(誤まった)推論が無の中に落ち込むことを意味する(564番)。

17 「また、竜は女に対して怒った、またその子孫の残りの者と、神の命令を守る者と、またイエス・キリストの証しを持っている者と戦いを行なう〔ために〕去った」は、主の中の神性と人間性の神秘的な結合の確信から自分自身を賢明な者であると信じ、信仰のみによる義認から、主おひとりを天地の神として、十戒が生活の律法であることを認める新参者に対して惑わすつもりで襲う者のもとの火を付けられた憎しみを意味する(565番)。

18 「また、私は海の砂の上に立った」は、今や、彼〔ヨハネ〕の霊的自然的な状態を意味する(5651/2番)。

コメントを残す