(3) 訳文
254 統治することを欲し、また自分一人だけで他のすべての者を支配することを欲したので、その目的のために他の者の間に敵意、憎しみ、闘争することを刺激したある種類の霊がいる。私はここからの闘争を見た、また〔彼らを〕怪しんだ。私はだれであったか尋ねた〔ところ〕、その者は「分裂させよ、また支配せよ」の規則にしたがって、自分一人だけが支配することに心を向けるので、このようなことを刺激するその種類の霊である、と言われた。さらにまた彼らと話すことが与えられたが、彼らは直ちに、「自分たちはすべての者を支配している」と言った。「もしこのようなものから、自分が支配することを求めるなら、気が狂っている」と答えることが〔私に〕与えられた。〔彼らは〕私と上のほうから、額の上の中間の高さで、話した。彼らの話し方は、いのちが身体の中にあったとき雄弁を賦与されていたので、流れるようであった。私は脳の濃い粘液に関係するような者であることを教えられた。その者はそこに居合わせることによって生命力を取り去り、また不活発を注入し、そこから障害があり、それらから多くの病気の発端があり、また知覚力の欠如のようなものがある。
[2] 彼らに良心がまったくないこと、また支配する理由で、敵意、憎しみ、内部の闘争を刺激することの中に、人間の思慮分別と知恵を置いたことが観察された。今や、来世の中にいて、その場所で永遠に生きることになっていること、またそこにこのようなことをまったく禁じる霊的な法則があること、また世の中にいた時、愚かな者の間で賢明な者と尊重され、信じられることができた、しかし、賢明な者の間で気が狂った者であったことを知っているかどうか、彼らに質問することが与えられた。このことは彼らに不愉快であった。
私は続けた。天界は相互愛に、すなわち、一方がもう一方に対する愛にあること、ここから天界の秩序の中にあり、またここからこのように無数の多く者が一人であるかのように支配されること、しかし、他の者に、憎しみ、復讐、残酷でしかないものをあるもの以外でないなら注ぎ込むので、彼らのもとに仲間に対して吹き込む正反対のものがあることを知らなくてはならないことである。彼らは、「それらと異なっていることはできなかった」と答えた。そのことについて、「ここから、それぞれの者に自分のいのちが残ることを知ることができる」と言うことが与えられた。