原典講読『霊界体験記』 988~990

(1) 原文

Qui Peritonaeum referunt

 

988.  Sunt spiritus etiam, qui peritonaeum in corpore humano referunt, sed ab experientia melius sciri potest, quales sunt.

☆この段落は標題も含めて交差線で抹消されています。

 

989.  Spiritus quidam ad me venerunt, quod percepi, sed erant taciti, nec quicquam dicere volebant; num attenderent, ubinam loci essent, et explorarent id, possum credere.

☆この段落は交差線で抹消されています。

 

990.  Postea mecum loquuti sunt ii spiritus, sed sicut unus, et mihi proponebat, quod novisset et potuisset variis linguis loqui, sicut in primitiva Ecclesia [cf. [972]], et modum voluit exponere, quomodo id factum, dixit quoque, et [eo] persuasit, sed num ita fuerit, dubito; quod talis fuerit, inde fit, quia omnia scire volunt, et cupiunt explicare secundum suas phantasias, et sibi persuadent quod ita sit, quare tale genus hominum sunt, qui putant se omnium causas scire, et sic persuadentur de existentia, seu sic credunt.

☆この段落は交差線で抹消されています。

 

(2) 直訳

Qui Peritonaeum referunt その者は腹膜に関係する

988.  Sunt spiritus etiam, qui peritonaeum in corpore humano referunt, さらにまた霊たちがいる、その者は人間の身体の中の腹膜に関係する、

sed ab experientia melius sciri potest, quales sunt. しかし、経験からよく知られることができる、どんなものであるか。

 

989.  Spiritus quidam ad me venerunt, quod percepi, sed erant taciti, nec quicquam dicere volebant; ある霊たちが私へやって来た、そのことを私は知覚した、しかし、黙っていた、どんなことも言うことを欲しなかった。

num attenderent, ubinam loci essent, et explorarent id, possum credere. 〔彼らが〕留意して(心を向けている)かどうか、どこの場所にいたか、またそのことを調べている〔のか〕、私は信じることができた。

 

990.  Postea mecum loquuti sunt ii spiritus, sed sicut unus, et mihi proponebat, その後、私と彼らは、霊たちは話した、しかし、ひとりのように、また私に示した、

quod novisset et potuisset variis linguis loqui, sicut in primitiva Ecclesia [cf. [972]], 知っている(知っていた)またいろいろな言語を話すことができたこと、原始教会の中でのように〔参照972〕、

et modum voluit exponere, quomodo id factum, dixit quoque, et [eo] persuasit, また方法(様式)を説明することを欲した、どのようにそのことが行なわれたか、さらにまた言った、またそれを説きつけた、

sed num ita fuerit, dubito; しかし、そのようであったかどうか、私は疑う。

quod talis fuerit, inde fit, quia omnia scire volunt, et cupiunt explicare secundum suas phantasias, et sibi persuadent quod ita sit, 〔彼らが〕このようものであったことは、ここから生じた〔彼はなった☆〕、すべてのものを知ることを欲している(望んでいる)、また自分の幻想にしたがって説明することを欲している、また自分自身にそのようであることを説きつけているからである、

☆ talis fuerit は、いわば一般論であって、ここで fit は、単数である「彼」がそのような者に「なった」のです(複数 fuerit と単数 fit が続けて書かれているので、最初は何のことかわかりませんでした、柳瀬訳はこれを訳していません、おそらく、英訳からではわけがわからないので省いたのでしょう)。

quare tale genus hominum sunt, qui putant se omnium causas scire, et sic persuadentur de existentia, seu sic credunt. それゆえ、人間のそのような種類(類型)である、その者は自分自身がすべての原因を知っていることを思っている、またこのように存在(存在の事実)について説きつけている、すなわち、このように信じている。

 

(3) 訳文

腹膜に関係する者

 

988. 人間の身体の中の腹膜に関係する霊たちもいる。しかし、経験から、どのようなものであるかよく知られることができる。

 

989. ある霊たちが私へやって来たことを私は知覚した、しかし、黙っていた、どんなことも言うことを欲しなかった。〔彼らが〕〔自分たちが〕どこの場所にいたか心を向け、またそのことを調べているのか、私は信じることができた。

 

990. その後、霊たちは、しかし、ひとりのように私と話し、また私に、原始教会の中でのように〔972番参照〕いろいろな言語を知っており、話すことができること示した。またどのようにそのことが行なわれたか方法を説明することを欲し、言もし、それを説きつけた。しかし、そのようであったかどうか、私は疑っている。

 〔彼らが〕このよう者であり、ここから彼がそのような者になった、すべてのものを知ることを望に、また自分の幻想にしたがって説明することを欲し、また自分自身にそのようであることを説きつけているからである。それゆえ、その者は〔人間で言えば〕自分自身がすべての原因を知っていることを思っているような類型の人間であり、このように物事の存在について説きつけている、すなわち、このように信じている。

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