原典講読『啓示された黙示録』 717(直訳の残りと訳文)

Similia significantur per haec sequentia apud Danielem: 同様のものが「ダニエル書」のもとのこれらの続くものによって意味されている――

 

Per statuam visam Nebuchadnezari Regi Babelis, cujus pedes erant ex parte ferrum et ex parte argilla, quam Lapis excisus non per manum percussit et contrivit, et facta sunt omnia statuae sicut palea in areis, et Lapis factus est in Petram magnam (Dan. ii. 31-47); バベルの王、ネブカデネザルに見られた像によって、その足は鉄の部分からと粘土の部分からであった、それを手によって切り出されていない石が打った、また粉砕した(contero)、また像のすべてのもの〔部分〕は脱穀場のもみ殻のようになった、また、石は大きな岩の中になった(ダニエル2:31-47)。

Per statuam magnam, quam Nebuchadnezar Rex Babelis fecit, et mandavit ut coram illa prociderent et adorarent; 大きな像によって、それをバベルの王、ネブカデネザルがつくった、また命令した、その前に平伏するように、また崇拝する。

et quod qui non facerent, projicerentur in fornacem ignis (Dan. iii. 1-7, seq.); また、行なわない者は、火の炉の中に投げ込まれなければならないこと(ダニエル3:1-7続き)。

Per arborem crescentem usque dum altitudo ejus pertingeret Caelum, et prospectus ejus ad finem terrae, quam Vigil et Sanctus e Caelo descendens jussit ut excideretur, amputeretur, discuteretur et dispergeretur; 生長している木によって、その高さが天までも届く、またその眺望が地の終わり(末端)までも、それを天から降っている「目覚めた者」と「聖なる者」が切り倒されるように命令した(jubeo)、切断される、追い出される、追い散らされる。

et quia Rex Babelis per illam repraesentabatur, factum est quod depelleretur ab homine, cum bestiis habitaret, herbam sicut bos comederet (Dan. iv. 1 ad fin.); また、バベルの王がそれらによって表象されたので、生じたこと、人間から追い払われたこと、獣と住む、牛のように草を食べる(ダニエル4:1終わりまで)。

Per quod Belshazar Rex Babelis cum magnatibus, uxoribus et pellicibus suis, biberet vinum ex vasis auri et argenti Templi Hierosolymitani, et laudaret deos auri, argenti, aeris, ferri et lapidis; バベルの王、ベルシャツァルが、自分の高官、妻まためかけたちとともに、エルサレムの神殿の金と銀の器からぶどう酒を飲み、また金の、銀の、青銅の、鉄と石の神々を賛美したことによって。

propter quae scriptum est in pariete, et ipse Rex in eodem die occisus est (Dan v. [1] ad fin); そのために、壁の中に書かれた〔ものが見られた〕、また王自身は同じ日に殺された(ダニエル5:1終わりまで)。

Per edictum Darii Medi Regis Babelis, quod nemo intra triginta dies peteret aliquid a Deo nec ab homine, sed a Rege solo; バベルの王、メディヤ人のダリウスの勅令によって、だれも三十日の間、何らかのものを神から、人間からも求めてはならないこと、しかし、王おひとりから。

si secus, conjiceretur in foveam leonum (Dan. vi. 8 ad fin); もし、そうでなくなら、ライオンの穴の中に投げ込まれなくはならない(ダニエル6:8終わりまで)。

Perque quatuor bestias ascendentes ex mari visas Danieli, quarum quarta terribilis, robusta, habens dentes ferri magnos comedit et contrivit, et reliquum pedibus conculcavit; そしてダニエルに見られた海から上がってくる四つの獣によって、それらの第四のものは恐ろしく、力があり、大きな鉄の歯を持っている、食い尽し、粉砕した、また残りのものを足で踏みにじった。

et quod tunc judicium consederit, et libri aperti sunt, et occisa sit bestia, et data in combustionem ignis: またその時、審判が席に着いた(=定まった)、また本(書物)が開かれた、また獣は殺された、火の燃焼の中へ与えられたこと。

et quod tunc visus sit cum nubibus Caelorum veniens sicut Filius Hominis, Cui datum est dominium et gloria et regnum, et omnes populi et gentes et linguae Ipsum colent; また、その時、天の雲とともにやって来る人の子のような〔方が〕見られたこと、その方に主権と栄光と王国が与えられた、またすべての民と国民と言語はその方を礼拝する。

“dominium Ipsius dominium saeculi quod non transibit, et regnum Ipsius quod non peribit” (Dan. vii. 1-14, seq.). 「その方の主権は永遠(時代)の主権、それは過ぎ去らない、またその方の王国はそれは滅びない」(ダニエル7:1-14続き)。


@1 tziim pro “jiim” 注1「jiim」の代わりに tziim

@2 1, 9-11, 19, 21, 22 pro “1, 9, 10, 11, 14, 19, 21, 22″ 注2「”1, 9, 10, 11, 14, 19, 21, 22」の代わりに 1, 9-11, 19, 21, 22

@3 eos pro “te” 注3「te」の代わりに eos

@4 22 pro “21” 注4「21」の代わりに 22

@5 1, 12, 14, 23, 29, 31, 38-40 pro “1, 13, 14, 23, 29, 31, 34, 39, 40″ 注5「1, 13, 14, 23, 29, 31, 34, 39, 40」の代わりに 1, 12, 14, 23, 29, 31, 38-40

@6 7, 9, 25, 44, 47, 53, 57 pro “1, 7, 9, 20, 44, 47, 53, 57″ 注6「1, 7, 9, 20, 44, 47, 53, 57」の代わりに 7, 9, 25, 44, 47, 53, 57

 

(3) 訳文

 717 前に述べたことの中で、第7章から第16章まで包括的に、改革派教会の者について扱われている。今や、この章の中にまた続く〔章の〕中で「バビロン(バビロニア)☆」によって、ローマカトリック教徒たちについて、それらの間の自分自身に、天界を開け、また閉ざす力(権限)を要求した者が扱われる。

 そこで、ここに、最初に、特に「バビロン」によって何が意味されるか言われる。

 「バビロン」または「バベル」によって、自己愛から教会の聖なるものを支配する愛が意味される。また、その愛はその抑制がゆるめられる間に上がり、また教会の聖なるものは天界の聖なるものであるので、それゆえ、「バビロン」または「バベル」によって、天界の上の支配もまた意味される。

 またその愛はこのように悪魔を演じ、同様のものを得ようと求めるので、それは、みことばの善と真理を不純化して、聖なるものを冒涜すること以外に異なってできない。それゆえ、「バビロン」または「バベル」によって、聖なるものの冒涜、そしてみことばの善と真理の不純化もまた意味される。

 これらがここの「黙示録」の中に「バビロン」によって、また預言のまた歴史のみことばの中の「バベル」によって意味される、これらの箇所の中に――

 

 バベルについて――

 「見よ、エホバの日が来る、残酷な〔日である〕。天の星とそれらの星座はその光を光を放たない。太陽はそのその上昇の中で暗くされ、月はその光を輝かさない。

 わたしは高ぶる者の高まることを終わりにし、暴力的な者の高慢を低くする。

王国の装飾品、バベルは、神がソドムとゴモラをひっくり返すことのようになる。そこにイィームが横たわり、それらの家にイーヒームが満ち、そこにフクロウの娘が住み、そこにサテュロスが踊り、その宮殿の中でイッィームが、またその歓喜の宮殿の中で竜が答えるであろう」(イザヤ13:1, 9-11, 19, 21, 22)。さらに多くのものがその章全体の中に。

 

 「あなたは、バベルの王についてこのたとえ話を口に出す。あなたの荘厳さは地獄の中に降ろされた。明けの明星(魔王)よ、あなたは天から落ちた。あなたはあなたの心の中で言った、私は天に上る、神の星座の上に、私の王座を上げる、私は雲の高みの上に上る、私は至高者に似た者になる。それでも、あなたは地獄の中に降ろされる。わたしは彼に対して立ち上がり、わたしはバベルの名前と残りの者を切り倒す」(イザヤ14:4, 11-15, 22)。さらに多くのものがその章全体の中に。

 

 「エホバはバベルに対して話した――

 あなたがたの母は大いに恥じ、あなたがたを産んだ者は恥を被った。見よ、最終場面を、荒野、干ばつ、荒れ地。

 あなたがたをバベルに対して、まわりに配置せよ、彼女に対して射よ、矢を惜しむな。バベルは国々の間でどのように廃墟となったか。エホバに対して、イスラエルの聖なる者に対して、傲慢に振る舞った。その水の上に涸れるために干ばつが〔ある〕、それは彫像の地、恐ろしいものについて誇っている。それゆえ、そこにイッィームとともにイィームが住み、その中にフクロウが住む、神がソドムとゴモラをひっくり返すことのように(エレミヤ50:1, 12, 14, 23, 29, 31, 38-40)。さらに「バベル」について他の多くのものがその章全体の中に。

 

 「バベルはエホバの手の中の金の杯、全地を酔わせている。そのぶどう酒から国民は飲み、それゆえ、狂った。彼女を見捨てよ、その審判は天へ達し、自分自身を雲にまで高めたからである。見よ、全地を破壊し、破壊している山よ、わたしはあなたに逆らっている。わたしはあなたを岩から転がし落し、あなたを燃焼する山にする。

 わたしはバベルの中でベルを罰する。わたしは、もはやそれへ国民が群がり集まらないように、彼の口からその塊りを引き出す。バベルの城壁もまた倒れるであろう。

 見よ、やって来ている日を、その日に、その全地が恥じるように、わたしはバベルの彫像を罰する。

 もし、バベルが天の中にのぼり、もし自分の力強さの高いところを強化しても、わたしから荒らす者がやって来る。

 確かに、わたしは、その首領たちを、その賢明な者たちを、その司令官たち、またその高位聖職者たちを、永遠の眠りを眠り、目覚めないために酔わせる」(エレミヤ51: 7, 9, 24, 44, 47, 53, 57)。さらに他の多くのものが「バベル」についてその章全体の中に。

 

 「降れ、塵の上に座れ、おとめバベルの娘よ、地に座れ。王座はない。ひき臼を取れ、ひき臼で粉を〔挽け〕。ももをあらわにせよ、川を渡れ。あなたの裸が現われ、あなたの恥辱が見られる。

 あなたは言った、永遠に、私は女主人であろう。あなたは終わりを憶えていなかった。あなたは自分の悪意に信頼した。あなたは言った、私を見ている者はいない。あなたがあなたの心の中で、私は、私のような〔者は〕ほかにいないと言った時。あなたの知恵とあなたの知識はあなたを惑わせた。突然に、あなたの知らない荒廃がやって来る。あなたがあなたの青年時代から精いっぱい努力したあなたの魔術(加持祈祷)を、あなたの妖術の多くのものをやり続けよ、ことによると、役立つことができ、ことによると、あなたは恐ろしいものになる」(イザヤ47: 1-3, 7, 10-12)。さらに他の多くのものが「バベル」についてその章全体の中に。

 

 同様のものが「都」と「塔」によって意味される、東からやって来た者たちがシヌアルの谷の中に、それ〔都〕を、その〔塔の〕頭が天に〔届く〕それらを建設すること企てた。エホバは天から降って、彼らの唇(言語)を混乱させた。そこから、その場所の名前は「バベル」(混乱)〔となった〕(創世記11:1-9)。

 

 同様のものが「ダニエル書」の続くこれらのものによって意味されている――

 

 バベルの王、ネブカデネザルに見られた像によって。その足は鉄の部分からと粘土の部分からであった、それを手で切り出されていない石が打ち、粉砕した。また像のすべてのもの〔部分〕は脱穀場のもみ殻のようになり、石は大きな岩の中になった(ダニエル2:31-47)。

バベルの王、ネブカデネザルがつくった大きな像によって。その前に平伏し、崇拝するように、また、行なわない者は、火の炉の中に投げ込まれなければならないと命令した(ダニエル3:1-7続き)。

 その高さが天までも、またその眺望が地の終わり(末端)までも届く、生長している木によって、それを天から降っている「目覚めた者」と「聖なる者」が、切り倒され、切断され、追い出され、追い散らされるようにと命令した。また、バベルの王がそれらによって表象されたので、人間から追い払われ、獣と住み、牛のように草を食べることになった(ダニエル4:1終わりまで)。

 バベルの王、ベルシャツァルが、自分の高官、妻、めかけたちとともに、エルサレムの神殿の金と銀の器からぶどう酒を飲み、金、銀、青銅、鉄と石の神々を賛美したことによって。そのために、壁の中に書かれた〔ものが見られ〕、王自身はその日に殺された(ダニエル5:1終わりまで)。

 バベルの王、メディヤ人のダリウスの勅令によって。だれも三十日の間、何らかのものを神から、人間からも求めてはならないこと、しかし、王おひとりから〔求める〕。もし、そうしないなら、ライオンの穴の中に投げ込まれなくはならない(ダニエル6:8終わりまで)。

 そしてダニエルに見られた海から上がってくる四つの獣によって。それらの第四のものは恐ろしくて、力があり、大きな鉄の歯を持っており、食い尽し、粉砕し、残りのものを足で踏みにじった。その時、審判が定まり、書物が開かれた、獣は殺され、燃焼する火の中へ与えられた。また、その時、天の雲とともにやって来る人の子のような〔方が〕見られ、その方に主権と栄光と王国が与えられ、すべての民と国民と言語はその方を礼拝すること。「その方の主権は永遠の主権、それは過ぎ去らず、その方の王国は滅びない」(ダニエル7:1-14続き)。

 

☆「バビロン」は都市の名前です、そして(おそらくは)旧約税書の「バベル」と同一の都市です。「バビロニア」はバビロンを中心とする国または地域の名前です。でも(通常は)バビロニアをバビロンと訳しています、ここでもそうします。