原典講読『啓示された黙示録』 386(訳文)

(3) 訳文

386.ここに私はこのメモラビリアを加える――

 

 かつて私が霊界の中を見回したとき、歯のきしむような音、そしてまた〔足を〕トントンと叩くような音、またそれらに混ざり合ってしゃがれ声のような音を聞き、私はそれらが何か質問した。

 すると、私のもとにいた天使たちは言った、「大学があり、それは私たちから娯楽と呼ばれ、そこで自分たちの間で論争する。彼らの論争がそのように遠方から聞こえた、しかし近くでは論争しか聞かれない」。

 私は近づいた、泥でくっつけたイグサから編んで作られた小屋を見た。私は窓から覗き込んでみたかった、しかし〔窓は〕なかった。というのは、このように天界からの光が流入し、また混乱させるので、入り口から入ることが許されなかったから。

 しかし、急にその時、右側の窓が作られ、またその時、私は、「暗やみの中にいる」という不平の声を聞いた。しかし、間もなく左側の窓が作られ、右側の窓は閉ざされた、またその時、暗やみは次第に追い散らされ、また光の中で彼らに視覚が戻った。また、この後、私に入り口を通って入り、聞くことが与えられた。

 真ん中の中に机が、周りに取り巻いて長椅子があった、それでも私に見られたすべての者は長椅子の上に立ち、鋭く、互いに信仰と仁愛について、一方から、信仰が教会の本質的なものであり、もう一方から、仁愛が教会の本質的なものであることを言い争っていた。

信仰を本質的なものとした者は言った、「信仰を私たちは神とともに、仁愛を人間とともに行なわないか? ここから信仰は天界的なもの、仁愛は地的なものではないのか? 天界的なものによって、私たちは救われ、地的なものによっては救われないのではないのか? 

 なおまた、神は、天界的なものであるので信仰を天界から与えることができ、また人間は自分自身に仁愛をこれは地的なものなので与えられかもしれないのではないのか? また人間が自分自身に与えるものは、これは教会のものではなく、それゆえ、救わない。

 このように、ある者は仁愛のものと呼ばれる働きから、神の前に義とされることができるのか?〔できない〕

 私たちを信じよ。もし信仰が仁愛の働きからのものである功績を求めるものによって汚されないなら、信仰のみによって、私たちは義とされるだけでなく、しかし聖別されることである」。ほかに多くのこと。

 [2] しかし、仁愛を教会の本質的なものとした者は、仁愛が救い、信仰は救わないことを言って、鋭くそれらに反駁した。

 「神はすべての者に愛すべきものを持ち、すべての者に善を欲しないか?。

人間によってでないなら、どのように神はこのことを行なうことができるか? 

 神は信仰のものである話すことだけを人間に与え、仁愛のものである行なうことを人間に与えないのか?

 あなたがたは、仁愛について地的なものであるとして、ばかばかしく話していることがわからないのか?

 仁愛は天界的なものである。また、あなたがたは仁愛の善を行なわないので、あなたがたの信仰は地的である。

 幹または石のようにでないなら、どのようにあなたがたは信仰を受け入れるのか? 。

 あなたがたは、『みことばを聞くことによって』と言う。しかし、どのようにみことばは、単に聞くことで、またどのように幹または石の中で働くことができるのか?

 ことによると、あなたがたは、まったく知らないで生かされるかもしれない。しかし、その活気づけられることは、あなたがたが信仰のみが救う、と話すこと以外の何でもない。しかし、何が信仰か、また何が救う信仰か、あなたがたは知らない」。

 [3] しかし、その時、ある者が立ち上がった、天使から私に語られたが、彼は混合主義者と呼ばれ者であった。この者は司教冠を取り、机の上に置いた、しかし、はげであったので、それを急いで頭の上に戻した。

 彼は言った、「聞け、あなたがたはすべてのものを間違えている。信仰が霊的であり、仁愛が道徳的であることは真理である、しかしそれでも結合されている、またみことばによって、聖霊によって、人間が知らない時、確かに服従と呼ばれることができる結果によって結合されている、しかし、その中で人間は何らかの役割を持たない。

私自身、長い間、これらについて考え、私は最後に見いだした。人間は神から霊的なものである信仰を受けることができること、しかし、神から霊的なものである仁愛へと塩の柱のようでないなら動かされることができないことである」。

 [4] これらを聞いて、信仰のみの中にいた者が拍手喝采した、しかし、仁愛の中にいた者は反対した。また後者は憤慨して言った、「聞け、仲間よ。あなたは、道徳的な生活が霊的であること、また道徳的な生活が単に自然的なものであることを知らない。霊的な道徳的な生活が神からまたそれでも自分自身からのように善を行なう者のもとにあり、そして単に自然的な道徳的な生活が地獄から、それでも自分自身からのように善を行なう者のもとにある」。

 [5] 聞かれた論争が歯のきしむような、また〔足を〕トントンと叩くような、それらに混ざり合ってしゃがれ声のようなものであったことが言われた。

歯のきしむような聞かれた論争は、信仰のみの中にいた者から、けれそも、〔足を〕トントンと叩く〔音〕は、仁愛のみの中にいた者から、混ざり合って〔いた〕しゃがれ声は混合主義者からであった。

 彼らの音声が遠方からそのように聞こえたことの理由は、すべての者が世で論争し、何らかの悪を避けず、またそれゆえ、何らかの善を霊的な道徳的なものから行なわなかった、そしてまた、信仰のすべてのものは真理であり、仁愛のすべてのものは善であること、また善なしの真理は霊での真理でなく、真理なしも善は霊で善でないこと、このように一方がもう一方をつくることをまったく知らなかったからである。

 窓が右側から開けられた時、暗やみが生じたには、その側から流入する天界からの光が意志に働きかけたからである。また、右側から窓が閉じられ、左側から窓が作られた時、光が生じたのは、左側から天界から流入する光が理解力に働きかけるからである。またすべての人間は、彼の悪に関して意志が閉ざされさえすれば、理解力に関して天界の光の中にいることができる。

原典講読『啓示された黙示録』 第8章

CAPUT VIII.

第8章

 

(1) 原文

1. Et cum aperuit sigillum septimum, factum est silentium in Caelo quasi semihoram.

2. Et vidi septem Angelos, qui coram Deo steterunt, et datae sunt illis septem tubae.

3. Et alius Angelus venit et stetit ad Altare, habens thuribulum aureum, et dati sunt illi suffitus multi, ut daret precibus sanctorum omnium super Altare aureum quod coram Throno.

4. Et ascendit fumus suffituum precibus sanctorum de manu Angeli coram Deo.

5. Et accepit Angelus thuribulum, et implevit illud de igne Altaris, et projecit in terram, et factae sunt voces et tonitrua et fulgura et terrae motus.

6. Et septem Angeli habentes septem tubas pararunt se ut clangerent.

7. Et primus Angelus clanxit, et facta est grando et ignis, mixta sanguine, et missa in terram, et tertia pars arborum combusta est, et omne gramen viride combustum est.

8. Et secundus Angelus clanxit, et quasi mons magnus igne ardens missus est in mare, et facta est tertia pars maris sanguis.

9. Et mortua est tertia pars creaturarum illarum in mari habentium animas, et tertia pars navium periit.

10. Et tertius Angelus clanxit, et cecidit ex Caelo stella magna ardens quasi lampas, et cecidit super tertiam partem fluviorum et super fontes aquarum.

11. Et nomen stellae dicitur Absinthium; et facta est tertia pars aquarum absinthium, et multi homines mortui sunt ex aquis, quia amarae factae sunt.

12. Et quartus Angelus clanxit, et percussa est tertia pars solis, et tertia pars lunae, et tertia pars stellarum, et obtenebrabatur tertia pars illorum{1} ut dies non luceret tertia parte ejus, et nox similiter.

@1 illorum pro “illarum” (Vide n. 413.)

13. Et vidi et audivi unum Angelum volantem in medio Caeli, dicentem voce magna, Vae, vae, vae habitantibus super terra ex reliquis vocibus tubae trium Angelorum futurorum clangere.

 

(2) 直訳

1. Et cum aperuit sigillum septimum, factum est silentium in Caelo quasi semihoram. 1. また〔小羊が〕第七の封印を開けたとき、天界の中に沈黙が起こった、ほとんど(約、およそ)半時間。

2. Et vidi septem Angelos, qui coram Deo steterunt, et datae sunt illis septem tubae. 2. また、私は七人の天使を見た、その者は神の前に立つ、また、彼らに七つのらっぱが与えられた。

3. Et alius Angelus venit et stetit ad Altare, habens thuribulum aureum, et dati sunt illi suffitus multi, ut daret precibus sanctorum omnium super Altare aureum quod coram Throno.  3. また、他の天使がやって来た、また祭壇に立った、金の香炉を持って、また彼に多くの香を焚くことが与えられた、金の祭壇の上にすべての聖徒の祈りとともに与えるために、それは王座の前。

4. Et ascendit fumus suffituum precibus sanctorum de manu Angeli coram Deo. 4. また、聖徒たちの祈りとともに香を焚くことの煙が上がった、神の前の天使の手から。

5. Et accepit Angelus thuribulum, et implevit illud de igne Altaris, et projecit in terram, et factae sunt voces et tonitrua et fulgura et terrae motus. 5. また天使は香炉を取った、またそれを祭壇の火から満たした、また地の中に投げた、また声と雷鳴といなずまと地震が起こった。

6. Et septem Angeli habentes septem tubas pararunt se ut clangerent. 6. また、七つのらっぱを持っている七人の天使たちが〔自分自身に〕用意した、らっぱを吹くために。

7. Et primus Angelus clanxit, et facta est grando et ignis, mixta sanguine, et missa in terram, et tertia pars arborum combusta est, et omne gramen viride combustum est. 7. また、第一の天使がらっぱを吹いた、また雹(ひょう)と火が起こった、血が混じった、また地の中に送られた、また木の三分の一が焼かれた、また緑のすべての草が焼かれた。

8. Et secundus Angelus clanxit, et quasi mons magnus igne ardens missus est in mare, et facta est tertia pars maris sanguis. 8. また、第二の天使がらっぱを吹いた、また火で燃えている大きな山のようなものが海の中に送られた、また、海の三分の一が血になった。

9. Et mortua est tertia pars creaturarum illarum in mari habentium animas, et tertia pars navium periit.9. 海の中の霊魂を持っているそれらの被造物の三分の一が死んだ、また船の三分の一が滅んだ。

10. Et tertius Angelus clanxit, et cecidit ex Caelo stella magna ardens quasi lampas, et cecidit super tertiam partem fluviorum et super fontes aquarum. 10. また、第三の天使がらっぱを吹いた、明かりのように燃える大きな星が天から落ちた、また川の三分の一の上に落ちた、また水の泉の上に。

11. Et nomen stellae dicitur Absinthium; 11. また、星の名前はニガヨモギと呼ばれる。

et facta est tertia pars aquarum absinthium, et multi homines mortui sunt ex aquis, quia amarae factae sunt. また、水の三分の一はニガヨモギになった、また、多くの人間が水から(により)死んだ、苦くなったからである。

12. Et quartus Angelus clanxit, et percussa est tertia pars solis, et tertia pars lunae, et tertia pars stellarum, et obtenebrabatur tertia pars illorum{1} ut dies non luceret tertia parte ejus, et nox similiter. 12. また、第四の天使がらっぱを吹いた、また太陽の三分の一、また月の三分の一、また星の三分の一が打たれた、また、それらの三分の一が暗くされた、日はその三分の一が輝かなかった、また夜も同様に。

@1 illorum pro “illarum” (Vide n. 413.) 注1 「illarum」の代わりに illorum

13. Et vidi et audivi unum Angelum volantem in medio Caeli, dicentem voce magna, Vae, vae, vae habitantibus super terra ex reliquis vocibus tubae trium Angelorum futurorum clangere. 13. また、私は天界の真ん中の中を飛んでいる一人の天使を見た、また聞いた、大きな声で言っている、わざわいだ、わざわいだ、わざわいだ、地の上に住んでいる者に、残りの、来たるべき三人の天使のらっぱの音から、らっぱを吹くこと。

 

(3) 訳文

1. 〔小羊が〕第七の封印を開けたとき、天に、およそ半時間の沈黙が起こった。

 2. また、私は神の前に立つ七人の天使を見た、また、彼らに七つのらっぱが与えられた。

 3. また、他の天使がやって来て、金の香炉を持って祭壇に立った。また彼に多くの香が与えられた、すべての聖徒の祈りとともに王座の前の金の祭壇の上に与えるために。

 4. また、香の煙が神の前の天使の手から聖徒たちの祈りとともに上がった。

 5. 天使は香炉を取り、それを祭壇の火から満たし、地に投げた。また声と雷鳴といなずまと地震が起こった。

 6. また、七つのらっぱを持っている七人の天使たちがらっぱを吹くために用意した、。

 7. また、第一の天使がらっぱを吹いた。また血が混じった雹(ひょう)と火が起こった。地に送られ、木の三分の一が焼かれ、緑のすべての草が焼かれた。

 8. また、第二の天使がらっぱを吹いた。また火で燃えている大きな山のようなものが海の中に送られ、海の三分の一が血になった。

9. 海の中の霊魂を持っているそれらの被造物の三分の一が死んだ、また船の三分の一が滅んだ。

 10. また、第三の天使がらっぱを吹いた。明かりのように燃える大きな星が天から落ちた、また川の三分の一の上に、また水の泉の上に落ちた。

 11. また、星の名前はニガヨモギと呼ばれ、水の三分の一はニガヨモギになった、多くの人間が水により死んだ、苦くなったからである。

 12. また、第四の天使がらっぱを吹いた。太陽の三分の一、月の三分の一、星の三分の一が打たれ、それらの三分の一が暗くされ、日はその三分の一が輝かなかった、また夜も同様であった。

 13. また、私は天の真ん中を飛んでいる一人の天使を見た、また、大きな声で言っているのを聞いた。わざわいだ、わざわいだ、わざわいだ、地の上に住んでいる者に。残りの、来たるべき三人の天使の吹くらっぱの音から。

 

SENSUS SPIRITUALIS.

霊的な意味

CONTENTUM TOTIUS CAPITIS.

章の全部の内容

 

(1) 原文

AGITUR HIC DE ECCLESIA REFORMATORUM, QUALES SUNT ILLI IBI QUI IN SOLA FIDE:

PRAEPARATIO CAELI SPIRITUALIS AD COMMUNICATIONEM CUM ILLIS (vers. 1-6);

EXPLORATIO ET MANIFESTATIO ILLORUM IBI, QUI IN INTERIORIBUS ILLIUS FIDEI SUNT (vers. 7);

ILLORUM QUI IN EXTERIORIBUS EJUS (vers. 8, 9);

QUALES SUNT QUOAD INTELLECTUM VERBI (vers. 10, 11);

QUOD SINT IN FALSIS ET INDE MALIS (vers. 12, 13).

 

(2) 直訳

AGITUR HIC DE ECCLESIA REFORMATORUM, QUALES SUNT ILLI IBI QUI IN SOLA FIDE: 改革派(教会の者)の教会について扱われている、そこに彼らがどんなものであるか、その者は信仰のみの中に――

PRAEPARATIO CAELI SPIRITUALIS AD COMMUNICATIONEM CUM ILLIS (vers. 1-6); 彼らとの伝達に向けて霊的な天界の準備(1-6節)。

EXPLORATIO ET MANIFESTATIO ILLORUM IBI, QUI IN INTERIORIBUS ILLIUS FIDEI SUNT (vers. 7); そこに〔いる〕彼らの調査と明示(現われ)、その者は彼らの信仰の内的なものの中にいる(7節)。

ILLORUM QUI IN EXTERIORIBUS EJUS (vers. 8, 9); 彼らの〔調査と明示(現われ)〕、その者はその外的なものの中に〔いる〕(8, 9節)。

QUALES SUNT QUOAD INTELLECTUM VERBI (vers. 10, 11); みことばの理解力に関してどのようなものであるか(10, 11節)。

QUOD SINT IN FALSIS ET INDE MALIS (vers. 12, 13). 彼らは虚偽の中に、ここから悪〔の中に〕いること(12, 13節)。

 

(3) 訳文

 改革派の教会について、そこの信仰のみの中にいる彼らがどんなものであるか――彼らとの伝達に向けて霊的な天界の準備が扱われている(1-6節)。

 そこの彼らの信仰の内的なものの中にいる彼らの調査と明示(7節)。

その外的なものの中にいる者の調査と明示(8, 9節)。

 みことばの理解力に関してどのようなものであるか(10, 11節)。

 彼らは虚偽の中に、ここから悪の中にいること(12, 13節)。