原典講読『啓示された黙示録』 教えの事柄 (20)(直訳と訳文)

(2) 直訳(6原罪)

6{1}. DE PECCATO ORIGINALI docent :― 6 原罪について、教えている――

Quod post lapsum Adami omnes homines secundum naturam propagati nascantur cum peccato, hoc est, sine metu Dei, et cum concupiscentiis, quodque hoc damnet et afferat nunc quoque mortem aeternam illis qui non renascuntur per Baptismum et per Spiritum Sanctum: アダムの堕落の後、すべての人間は繁殖の性質にしたがって罪とともに生まれたこと、すなわち、神(へ)の恐れなしに、また欲望とともに、そしてこのことは(地獄へと)断罪する、また持ってくる(加える)こと、今や、彼らに永遠の死もまた、その者は洗礼によってまた聖霊によって再生しない。

quod sit privatio originalis justitiae, et cum hac inordinata dispositio partium animae, et habitus corruptus. 原始の(始めから存在する)義の剥奪であること、また、このこととともに霊魂の部分(複数)の無秩序な配置(配列)、また汚された状態〔である〕。 

Quod sit discrimen inter ipsam naturam, in quam homo creatus est, quae etiam post lapsum est et permanet Dei Creatura, et inter peccatum originale; 性質そのものの間と、その中に人間は創造されている、それは堕落後もまた存在する、また神の被造物〔としての性質〕を持続する(にとどまる)、また原罪との間に相違があること。

ita quod sit discrimen inter corruptam naturam, et inter corruptionem quae naturae infixa est, et per quam natura est corrupta: そのように相違があること、堕落(腐敗)の性質の間と、また堕落(腐敗)の間に、それは性質に固定された(植え付けられた)、またその性質によって堕落(腐敗)された。

quod naturae corruptionem ab ipsa natura nemo nisi solus Deus separare possit; 堕落(腐敗)の性質は性質そのものから、だれも、神だけでないなら、分離することができないこと。

id quod in beata resurrectione plane fiet, quia tunc ipsa natura, quam in mundo homo circumfert, absque peccato originali, resurrectura est, ac aeterna felicitate fruitura; そのことは、祝福された復活の中で完全に生じること、その時、性質そのものは、それを世の中で人間は持ってまわる、原罪なしに、復活する(未来)、そして永遠の幸福を享受する(未来)。

quod sit discrimen sicut inter opus Dei et opus Diaboli; 神の働きと悪魔の働きの間のような相違があること。

quod peccatum hoc non eo modo naturam invaserit, quasi Satan aliquod malum substantialiter creaverit, et illud cum natura commiscuerit, sed quod justitia concreata et originalis amissa sit: この罪は、それだけの方法で性質を侵入しなかったこと、あたかもサタンが何らかの悪を実体的に創造したような、またそれを性質に混入させた、しかし、固まったまた原始の義が失われたこと。

quod peccatum originis sit accidens; 原罪は偶発的なものであること。

et quod homo ratione ejus coram Deo spiritualiter quasi mortuus sit. また、人間はその論拠で神の前に霊的に、あたかも死んでいるようであること。

Quod hoc malum per solum Christum contegatur et condonetur: この悪はキリストだけによっておおわれる、また赦されること。

quod ipsum semen, ex quo homo formatur, peccato illo contaminatum sit: 種(精子)そのものが、それから人間は形成される、その罪で汚されていること。

quod inde etiam sit, quod homo a parentibus accipiat pravas inclinationes ac internam immunditiem cordis. さらにまたここからである、人間は両親から悪い性向そして心の内なる不潔を受け取っていること。

@1 6 pro “V.” 注1 「V.」の代わりに6

 

(3) 訳文

6 原罪について、教えている――

 アダムの堕落の後、すべての人間は繁殖の性質にしたがって罪とともに、すなわち、神(へ)の恐れなしに、また欲望とともに生まれた、そしてこのことは(地獄へと)断罪し、その時、洗礼によってまた聖霊によって再生しない者に永遠の死もまた加える――原始の義の剥奪であり、このこととともに霊魂の部分(複数)の無秩序な配列と汚された状態である。 

人間が創造されている性質そのものの間と、堕落後もまた存在し、神の被造物〔としての性質〕にとどまる原罪との間に相違がある。そのように、堕落の性質の間と、また、それは性質に植え付けられた、またその性質によって堕落されたその堕落の間に相違がある。性質そのものから堕落の性質は、だれも、神だけでないなら、分離することができない。そのことは、祝福された復活の中で完全に生じ、その時、世の中で人間が持ってまわる性質そのものは、原罪なしに、復活し、そして永遠の幸福を享受する。神の働きと悪魔の働きの間のような相違がある。この罪は、あたかもサタンが何らかの悪を実体的に創造したような、その方法で性質に侵入せず、またそれを性質に混入させなかった、しかし、固まったまた原始の義が失われたのであった。原罪は偶発的なものである。人間はその論拠で神の前に霊的に、あたかも死んでいるようである。この悪はキリストだけによっておおわれ、赦される。種(精子)そのものがその罪で汚されている、人間はそれから形成される――さらにまたここから、人間は両親から悪い性向そして心の内なる不潔を受け取っている。