原典講読『啓示された黙示録』 教えの事柄 (6)

(2) 直訳(6煉獄)

6. DE PURGATORIO.― 6 煉獄について――

Quod per Justificationem non deleatur omnis reatus poenae temporalis exsolvendae; 義認によって解かれなければならない一時の(この世の)すべての罪の有罪が消されないこと。

quod ideo omnes in Purgatorium veniant ut exsolvantur, antequam in Caelum patet aditus. それゆえ、すべての者は解かれるために煉獄にやって来ること、天界の中へ入り口(入場)が開かれる前に。

Quod Animae ibi detentae fidelium suffragiis juventur et praecipue per sacrificium Missae; そこに抑留された霊魂は、忠実な者の票決(投票)☆で助けられること、また特にミサのいけにえによって。

☆ suffragiumは「投票・票決」の意味ですが、「賛成」票を投ずることから、「賛成・同意・支持」の意味が派生しています。

et quod hoc diligenter docendum et praedicandum sit. またこのことは勤勉(熱心に)教えられなければならない、また説教されなければならないこと。

Tormina ibi describuntur varie, sed sunt inventa, in se figmenta. 腹痛(=拷問)がそこに様々に描かれている、しかし、捏造(でっちあげ・こしらえ事)である☆、本質的に作り事(虚構)。

☆ (もちろん)この最後の文は著者(スヴェーデンボリ)のコメントです。

 

(3) 訳文

 6 煉獄について――

 解かれなければならない一時の(この世の)すべての罪の有罪性は義認によって消されない。それゆえ、すべての者は、天界の中へ入り口が開かれる前に、解かれるために煉獄にやって来る。

 そこに抑留された霊魂は、忠実な者の票決(同意)で、また特にミサのいけにえによって助けられる。またこのことは熱心に教えられ、説教されなければならない。

 さまざまな拷問がそこに描かれている、しかし、でっちあげであり、本質的に作り事である☆。

 

☆ (もちろん)これは著者(スヴェーデンボリ)のコメントです。

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