(3) 訳文
203 世の中に、たくらみとうそによって、ここから悪を働く者がいる。私に、どのような者であり、またどのように行動するか示された。説得する役目として無邪気な者を利用すること、なおまた、ある人物が、このようなことを言った、とすることによってである。そのときそれでもそれらについて何も言っていない。一言でいえば、どんなものでも目的に到達するために悪の手段を用いるのである。〔その〕手段は、ごまかし、うそ、たくらみである。このような者は「疑似結節」と呼ばれる疾患に関係があり、それらはよく、胸膜そして他の膜に発生する。それらはどこにでも根づき、疾患を広くまき散らり、このようについに全部の膜を滅ぼすようなものである。
[2] このような霊はきびしく罰せられ、彼らの罰は、他の者の罰と異なり、回転運動によっていた。左から右へ、最初は平らな環のように回転させられ、それは回転してふくらんだ、その後、膨張が押さえつけられ、またへこみ、その時、速さが増やされた。驚くべきことに
、このことはこのような膨張、すなわち膿瘍(のうよう)の形と〔それを〕模倣していた。回転運動の中に、自分たちの輪の中に、このように破滅の中に、大部分は罪のない他の者を、引き寄せることを努力し、彼らが滅びることが自分自身に見られる間は、このように彼らのだれであっても破滅の中に引き寄せることに何も気にしなかったことが観察された。
[3] さらにまた、最も強い視覚を持っていることが観察された。あたかも瞬く間に、吟味するかのような、またこのようにふさわしいものを手段としてつかまえて、そのように他の者よりもさらに鋭い視覚である。さらにまた、胸の腔の中に、そこのあるいは胸膜の中に、あるいは心膜の中に、あるいは縦隔の中に、あるいは肺の中に、どこでもある致命的な潰瘍と呼ばれることができる。このような者は罰の後、背後の深い所の中に追い払われ、またそこで、わずかな人間的ないのち、野獣のようないのちのものであった自分の鋭い知覚とともに、顔と腹を下にして横たわり、それはこのように奪われたことが示された。彼らの地獄は、右足の下のちょっと前方に、深い場所の中にある。