『生活と宗教』は84で終了です。この講座の終了を待って、すぐさま、訳文を見直し、この秋10月中旬にスヴェーデンボリ出版から刊行する予定です。
十戒の教えを守ることが宗教生活の基本であることが述べられおり、きわめてシンプルで、かつ実践的な内容となっており、益することが多いかと思います。
『黙示録講解』の中の付録のような記事をとりあげたこともあって、続いて最大作『天界の秘義』を取り上げてみようと思います。ただし、これもその付録の記事からです。
スヴェーデンボリは『天界の秘義』を出版した後、そのから要約する形で、『天界と地獄』『宇宙間の諸地球』などいわゆるロンドン五部作を出しています。
ところが興味深く、また最大の付録とも思える「最大の人」(柳瀬訳では「巨大人」)については、部分的に言及するだけで、まとまった本とはしていません。『単界と地獄』の「天界のすべての者と人間のすべてのものとに対応がある」の章に、また「主とその方の神的人間性について」『天界の秘義』からの抜粋の(12)で「最大の人」について触れているぐらいです。
しかし、「最大の人」は最いなる秘義であると思います。一つのまとまった本があってもよい、『天界と地獄』と同じく、スヴェーデンボリの思想を紹介する絶好書と思っています。それでこれ次回からの講読の題材とします。