【宿題】の答えとしては、みことば(Verbum)の natural と関連して spirutuale, coelesete について、何か語っているな、と見当がつけば、それでO.K.です。
Verbum naturale, quale est in mundo in Christiano orbe, intus in se continet et Verbum spirituale, et Verbum coeleste,
文を眺めてみると、コンマが気になります。それでどれが頭でどれがしっぽかよくわかりません。ここで使われている動詞は est と continet です。これで頭としっぽがわかるのではないでしょうか?
コンマで区切られた quare est ~ orbe が挿入句となっており、Verbum naturale を補足説明しています。
長くなりそうなのでやはり学ぶのは前半だけとしましょう。まず単語の意味を調べます。
「naturale」このままでは辞書に載っていません(ここが初心者の苦しいところ)。形容詞naturaslis の中性・単数・主格です。
このまま次へ進もうと思いましたが、思い切って「形容詞」ついてやや述べましょう。
たいていの場合、形容詞は修飾する語の直後に位置します。ここでは直前のみことば(Verbum)を修飾します。そしてその「性・数・格」に合わせて、形容詞の「性・数・格」を一致させます(それで、形容詞がどの語を修飾しているかはほぼ明確になります。やはりここがラテン語の厳密なところ)。
「性・数・格」とは、性は「男・女・中」の3種、数は「単・複」の2種、格は「主・対・属・与・奪」の5種あります(呼格もありますが、主格と同じと思ってください)。
Verbum は中性名詞(その単数・主格)なので、形容詞 naturalis もそれに合わせて変化させて(ここが英語と違うところ)中性・単数・主格の形にします。それで naturale です。意味は「自然的な」。
「quale」関係詞(不変化)であり、意味は「~のような」。
「mundo」このままでは辞書に載っていません。「前置詞 in がその前にあるので対格か奪格に変化しているな」と思ったあなたはNo.2をよく理解しています。飲み込みが速く、記憶力もよいので、頭がきれるのではありませんか? ここは位置を示しているので奪格です。もとの形(=辞書形)は mundus で、意味は「(この)世、世界」。
「Christiano」英語に似ているので見当がつきますね。やはりこのままの形では辞書にありません。近所をさがすと形容詞 christianus あり、これです。mundus と同じ変化(第二変化といいますが、こんなこと名称はどうでもいいね)をして同じく奪格。意味は「キリスト教(徒)の」。この形容詞は次の orbe を修飾しているというよりも(それなら本来、直後の位置に来るはずです)、「christianus orbis」で一つのものと見なすほうが形容詞の位置から見て適切です。
「orbe」察しのよい人なら(chistianus と同じ変化をしているはずだから)、orb- の形をした名詞をさがせばよいなと思うはずです。さがすと「orbis」が見つかり、「球」などの意味がありますが、ここでは「世界」。「christianus orbis」(奪格)で「キリスト教界で」。
長くなったのでここで終わりましょう。前半を訳してみてください(宿題)。「est」は「ある」と訳してください。
もうひとつ宿題を出します。予習として、辞書を引いて(このサイトの「レキシコン」がよいでしょう)後半に出てくる「et」の意味を定めてください。